「ありのまま」は「今のまま」ではない話

「ありのまま」は「今のまま」ではない話

【‘ありのまま’は‘今のまま’ではない話】

数年前にも流行りましたよね
「ありの~ままの~」
な歌。

私もよく言われました。
「ありのままでいいんだよ」
って。

でね
人って
変わりたい!
とか
こんな自分になりたい!
って思ったときに
頑張って頑張って
色々やって
それでも
自分が「思うような自分」になれなくて

ありのまま→今のまま
と解釈し

「そうだ、無理はしない!このままの私でいいんだわ」
って事になることがある。

でもね
これね
違うのよ。

ありのまま=今のまま

ではないの。

映画の英語の歌詞を
主人公の口に合わせて試行錯誤の末に
訳されたのが
「ありのまま」

そして
この「ありのまま」って訳されたのは
きちんとストーリーのは背景があって
それも含めて
ありのまま

内なる力を解放させる
自分の中に渦巻いている力をそのまま外に解き放とう
内なる力を解き放ったら、あとはなるようになれ

ってことなんですよ。

そうすると
ありのまま=今のまま
ではないですよね。

でね
自分が変わろうとしている時に
誰かに

「ありのままでいいんだよーー」

って言われたとするでしょ。
そうなったら
今度はね
自分を疑うの。

私は変化することを恐れているのか
私は変化することの何を恐れているのか
本当に私が変化したら、こんな事(妄想・想像)が実際に起こるのか

きっと
想像していることは起こらないよね。
だって頭の中で想像しているだけだから。

でも怖いよね。
私も一時期

「変わりたい!こう生きたい!!」
って自分の目に映る世界を変えようとしていたら
まぁ
色んな人に

「ありのままでいいんだよー」
って言われましたもん。
ついでに言うと
「今のままでいいんだよ」
とも。

その
変化したくない
変化したい
のはざまで葛藤し・・・
禿げたけれども。

それだけ怖かったんだと思う。
でも
この時に
「ありのまま」は「今のままでいい」
って事ではなくて
「ありのまま」は
自分が望むまま(自分の持ってる力を存分に使いたいと思っていた)
って事だってわかった。

現在
変化したい!!
と行動している人で
誰かに
「ありのままでいいんだよ」
とか
「今のままでいいんだよ」
って言われたら

自分の中にある本音・怖さに気づくチャンス!!
です。